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zoom RSS 【八経ヶ岳】縁の ある山。(2010.11.3)

<<   作成日時 : 2010/11/14 16:43   >>

驚いた ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 10

11月3日未明 5時30分頃。
ボクは、
岩手から 遠く離れた奈良県の山奥
最後の集落から車で50分も走らせた山深いところに、
相方抜きで ひとり おりました。
そこは夜明け前の谷間。
真っ暗闇の中、風が走り抜け、
ゴォーゴォーと音だけ恐ろしげに響いている場所でした。

そんなところで何していたかっていうと、

吹きつける強風で飛ばされぬよう足で押さえつけいる
携帯トイレに向かって
             ・・・いきんでいました。





数日前、
以前 勤めていた京都の会社から仏事の連絡があり、
急遽、11月2日に京都へ出かけることになりました。
それ自体だけなら、
いわて花巻空港を使わず
仙台空港〜大阪空港の便を使えば日帰りできるのだけれど、
翌3日は祝日なんで仕事は無し。
一泊で、久々に京都で、独身気分に戻り遊ぼっかと思ったんだけど、

近畿で一番高い山ってどこだ? って、疑問が湧いて
調べたら 八経ヶ岳。
しかも 歩く時間も なんとかなりそう。


で、
2日。 
4:00に起きて
高速を2時間ちょっとぶっとばし仙台空港へ。
そこからびゅんと大阪空港へひとっ飛び。
地上に降り立ったら速効リムジンバスに乗り込み
10:30には京都駅。
11:30仏事 13:00終了。

京都駅近くでレンタカーを借り、
ケチって一般道で奈良へ。
これが失敗。
一般道は時間かかり過ぎで奈良に着いたらもう夕刻。
途中 大極殿で 着ぐるみ せんとくん と、写真を撮るつもりが
発見できず。

看板の絵だけは撮りました。


天然温泉かもきみの湯に立ち寄り お風呂と晩御飯。
近くのファミマで買出しして、
22:00登山口のある行者還トンネル西口へ。

できれば、
トイレのあるところで寝たかったんだけど、
行者還トンネル西口の駐車スペースの争奪戦は激しいらしいので、
トイレが無いのを承知で前夜に登山口まで。

そんなわけで、
人目につかないように明るくなる前に携帯トイレを使っていたわけです。

いきみ作業を無事終え車に戻って出発の準備をし始めるつもりだったんだけど、
この登山口の標高は既に1000mオーバーなので、チョーさみぃ。
お尻まるだしで しばらく外にいたもんだから体が冷え切っちゃって
寝袋に潜り込んでちょっと暖まってからのつもりが、まさか の、二度寝。


そんなことがあって、予定より30分ほど遅れて   
【6:35】

出発。


最初4〜5分は、ダラダラ。


この橋を渡ると、


ガギーンって感じの激急登。
落葉していたせいか、樹林内でも強風。


息も絶え絶えになるので、休憩がてら振り返ると、
写真にはうまく写せなかったけど、
日本昔話に出てきそうな これぞ山っていうような山を発見。


辺りの感じがなんとなく変わってきたような気がしてくると、


【7:25】

尾根上に乗り上げ、大峰奥駆道に出合う。


ここからは、道自体は なだらかなんだけど 風当たりがキツくてしんどかった。


石休宿かと思って写真を撮ったけど、
家に帰って調べなおしたら違う場所だった。
見落としたみたい。
            がびーん。


【7:46】

弁天の森。
わんさか休憩中なので、 通過。


弁天の森周辺は写真で見るより、
ガスが立ち込めるというか、流れ込んできていて、視界が狭く感じた。
白い霧の奥から
それはそれは綺麗な弁天様が手招きしてきそうな雰囲気漂うトコロ。
で、
手招きに応じちゃうと遭難かも。

想像力を発揮できるところでもあった。
実際、
落ちたての枯葉が積もっていて踏み跡がハッキリしない所も。

標識にも経度緯度が書かれていたし。


【8:10】

聖宝ノ宿跡。
「これより胸突き八丁」って看板あり。
聖宝八丁ともいうみたい。

ここからは
急坂は急坂なんだけど道がジグザグに整備してあって、
そんなにキツく感じなかった。
行者還トンネルから奥駆道出合までの方が辛かったからそう感じたのかも。


標高がどんどん上がっていき  気温はどんどん下がっていく。
木々には霧氷。
空気も凛と張り詰めて、神域。  って感覚。

白と、緑、枯葉の赤味を帯びた茶色が絶妙。
寒さを感じるより、美しさを感じる 自分がいたりして、
ボクって
風情を解する数寄者の端くれではあるまいかと自画自賛してしまうあたりが、
まだまだ 研鑽不足。


木製階段は凍っていてツルツル。
スリップ注意。


ミニツリー。


頭上のガスが薄くなって空に青みが出てきたとおもったら、


【8:55】

弥山小屋到着。


休憩。

今回は飛行機を使っているので、ガスを運べず お湯沸かせず、
なので冷たいオニギリだけを お腹へ。

寒いと近くなるので100円払ってトイレ拝借。
あと、
朝 暗かったけどやっぱり人目が気になってお腹に残してたものも排出。


【9:13】

まずは、弥山山頂へ。


といっても、2分で、


【9:15】

天河弁財天の奥宮のある山頂。
ここが八経ヶ岳のビュースポットらしいんだけど、周りは真っ白け。


小屋に戻って、


八経ヶ岳へ。


いったん下って鞍部。


そこから辛うじて見えた 八経ヶ岳。


八経ヶ岳はオオヤマレンゲの自生地。
けど、
最近は鹿による食害がひどいらしく、鹿の行動を制限するネットあり。


こんな斜面をうりゃっと登って、


ふと足元を見下ろすと、
風下の谷底はガスがかかっておらず、


綺麗な紅葉。


そんなこんなで、
【9:47】

近畿最高峰 八経ヶ岳(八剣山とも・仏教ヶ岳とも)到着。

ちなみに、
大峰山というのは山脈で、狭義には山上ヶ岳を指すそうなんだけど、
深田百名山でいう大峰山は一般的にこの山を指すそうです。
だって、
深Qは、近畿最高峰である八経ヶ岳で満足。って書いているし、
山上ヶ岳は女人結界。
なので、ここが大峰山でいいのです。


山頂のシンボル 錫杖。

ガスが風でたまに切れるので、
しばらく山頂に留まる。


ガスが切れた弥山方向やや右側。

見えた感覚を写真に残せなかったけど、
肉眼では、
尾根の左側は、風上で霧氷が着いて白く、
右側は風下で着氷なしで緑。
その下が紅葉で赤く染まっていて、
コントラストが、
        超びゅーてほー。



【10:00】
見渡す限りの絶景ではないけれど、

修験者の山の凛とした空気を肌で感じることが出来 満足して、
山頂を後に。


【10:19】
弥山小屋に戻って、今度は国見八方睨へ。
結構広い広場になっていた。

ガスで真っ白けで八方を睨めなかったけど、

クリスマスツリーの一家を発見。  左から、ママ・パパ・ベイビー。


【10:27】
名残惜しいけれど、
弥山小屋にまた戻ったら本格的に下山開始。

下山しだしても風は残っていたけど、
ちょっとづつ、ガスが取れだしてきた。


霧氷の隙間から紅葉を。


階段の氷結は融けて乾きだし滑る心配はなくなってた。


雲の位置も上がりだしたらしく、
朝見えなかった山並みが見え出してきた。


【10:57】

行者様に、
下山までの安全と、今日は帰宅までの道中が長いので、
その安全もお願いして通過。


弁天森から続く尾根は、
朝の霧立ちこめ流れていた神秘さは霧消して、
爽やかなトレッキンッグコースに早変わり済み。


弁天森近くから見る 八経ヶ岳〜弥山。
時おり山頂が顔を出す。


【11:17】

弁天森 通過。


山の字の元になったとしか思えない山容発見。


なだらかな下りで スッタカター。


【11:32】

大峰奥駆道出合。


切り立った山肌の紅葉を楽しみつつ 激下り。


橋を渡って、すぐ、


【12:06】

無事 下山完了。





登山口周辺。

そういえば、

大峰奥駆道は世界遺産デシタ。



下山後の立ち寄り湯は、天の川温泉へ。

さっぱりしたら、

数年ぶりに
ドイツ人 ヒッチハイカー遭遇時の思い出の社  天河大弁財天社へ。
あの時、
まさか、またここへ来ることがあるなんて思わなかった。
しかも今回、
その奥宮へ歩いて登ることになったなんて、
ウチとこの神社は何か縁があるのかもしれない。
そんな運命感じちゃって、
この神社の名物お守りの五十鈴を買っちゃいました。
 (2500円とチトお高めなので、現在 相方に内緒でこっそり秘蔵中。)

今度は相方も連れてきて、
大台ケ原もセットで歩くのもいいかも。
そのときドサクサに紛れて、
無駄遣いの告白とかイロイロ懺悔しちゃうのもいいかもしんない。
相方も まさか神様の前で、激怒できないだろうし…。
ふふふ。
ボクって頭イイー。 策士だね。

そんな運命感じた天川村を2:00頃出発。

しかし、
天の川の村って、名前からして ろまんちっく だよねー。
村を流れる川の名前が 天ノ川っていうのが・・・。



あとは、
大阪空港まで、ひた走り。
そしたら仙台空港へ びゅーん。
さぁ
次は盛岡まで自分で運転だ。
と、思って気を引き締めて、
空港の駐車料金を払うためカバンの中を見たら、

うげっ!
デジカメが無い!

記憶を辿ると
大阪空港のベンチに置き忘れたので間違いない。
ので、
空港に問い合わせてみた。
届いていなかった。

ちょーブルーな気分で、2時間以上運転して 24:00頃 帰宅。
ちかれた。


翌朝
再度 空港内の忘れ物を一括管理する空港警備室に電話。
やっぱり見つからず。
念のため
藁にもすがる想いで大阪のJALの出発ロビーに電話してみたら、
あったー。

これも
拾ってくれた方と、JALのお陰。
そして、
天河弁財天の御加護だよね。




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コメント(10件)

内 容 ニックネーム/日時
かなりの強行軍ですね。
山上ヶ岳−大普賢−行者還−弥山はなかなか良い縦走路なので、今度は是非余裕のある行程でおいでください(もっとも、山上ヶ岳は女人禁制ですが。)。
ちなみに、当日(11/3)の六甲山は、日射しポカポカの絶好の登山日和でした。
黄瀬沼が大好きな関西人
2010/11/14 19:58
黄瀬沼が大好きな関西人 様
こんばんはー。
思いがけなく初めて関西の山を歩かせていただきました。
今回は山を歩くよりも移動の方が疲れました。
六甲山もチラっと考えたんですけど、
近畿最高峰の魅力に負けちゃいました。
イノシシどうでした?
ぼんいぢ
2010/11/15 21:20
初めまして。同じ3日登山口7:30出発一人で登りました。
大峰奥駆道までは黄〜紅葉の道、聖宝ノ宿跡前後は落ち葉の道、1600mから上は残雪、霧氷の白の道と素晴らしい道でしたね。弥山と八経ヶ岳の間ですれ違っていたようです。鹿よけのネットにまで霧氷が着いていて普段は目立たない鹿よけネットがかえって目立っていたのが印象に残っています。あのときの景色が一つ一つはっきり思い出せ、レポートありがとうございました。
Haruo
2010/11/15 21:29
これは想像もつきませんね〜
奈良の山というだけでなんだか雰囲気を感じてしまう私は単純なのかな〜
霧氷が素晴らしく綺麗ですね。
次回は奥様と一緒になんて。。。
ふふふ
mikko
2010/11/15 23:25
思いがけないお出かけでしっかり歩かれてさすがでございます(^^ゞ
霧氷がとってもきれいですね〜。三段紅葉でしたか?
デジカメ見つかって良かったですね。
ブロガーとしては見つからなかったら泣けちゃいますよネ^^;
奈良の山私もまた行きたいです。
sanae
URL
2010/11/16 15:14
イノシシは芦屋や甲山などで時々見かけます。
登山者も見慣れていて風景の一部になっています。
ところで、個人的には、今回の様な場合には、交通の便も琵琶湖の眺めも良い伊吹山や湖西の山々がおすすめです。次の機会にはご検討ください。
黄瀬沼が大好きな関西人
2010/11/16 20:11
Haruoさま
はじめまして。
コメントいただきありがとうございます。
弥山と八経ヶ岳の間ですれ違っていたんですね。
降りの時に数組の方とすれ違った記憶があります。
ほんとに霧氷 綺麗でしたねー。
山頂からは展望があまりなかったですけど、あの霧氷の美しさのお陰でガッカリ感がまったく出ませんでした。
鹿よけネットまで綺麗に見えましたもの。
機会があればまた行きたい山域になりました。

mikkoさま
京都に住んでいた時に奈良には数度遊びに行ったことがあって、万葉の情緒というのか独特の古代のロマンが溢れる雰囲気を感じました。
で、奈良の山には今回が初めて。
大峰奥駆道は千数百年も誰かが歩いた道なんだと思うと感慨深いものがありました。
そんでもって、
飛行機を使ったとはいえ、レンタカーの運転も長時間で、次回は運転を交代してくれる人がいたら楽だなと思って相方を利用するつもりなんですよ。
…フフフ。
ぼんいぢ
2010/11/16 21:33
sanaeさま
ほんと思いがけないことで今回の山行になりました。
当初は日帰りのつもりだったんですけど、相方も そうそう出かけることができる距離じゃないんだからとの後押しもあって出かけました。
礼服・山服・私服・革靴・山靴・普通の靴って感じで、いっぱくなのに荷物てんこ盛りでした。
山頂付近がガスってたのと紅葉がだいぶ下のほうだったので山雑誌で見るような見事な三段紅葉とまではいかなかったですけど、一瞬ガスがとれた時は心鷲づかみされました。
デジカメは見つかるまでたった一晩ですけど、モンモンとした長い夜でした。持ち物には名前と電話番号を書こうと思いました。

黄瀬沼が大好きな関西人 さま
六甲山でイノシシが登山者を襲っているという報道を目にしてたので怖いなーと思っていたんですけど風景の一部なんですね。
伊吹山と湖西の山々ですね。
心に留めて、機会がるときはチャレンジしてみたいです。
ぼんいぢ
2010/11/16 22:00
ぼんいぢさま
カメラ無事で良かったですね。確かに天河大弁財天のご加護があったのでしょう。
ジィ〜ジも同じコースを同じ時期に歩きましたが、もっと下から霧氷がついて寒い日でした。
>風情を解する数寄者
ぼんいぢさんの為にある言葉ですよ。
輝ジィ〜ジ
2010/12/03 08:23
輝ジィ〜ジ様
コメントありがとうございます。
カメラが見つかってホントよかったです。
ウチは恒常的な金欠で、もしカメラが戻ってこなかったら今頃どうなっていたか・・・。
届けてくれる親切な人に見つけていただいたというのがご加護なんでしょうねー。
同じ時期に歩かれたんですね。
霧氷のつく寒さというか凛と張り詰めた感じのする雰囲気って良いですよねー。
ぼんいぢ
2010/12/05 17:26

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【八経ヶ岳】縁の ある山。(2010.11.3) 山歩き、大好き/BIGLOBEウェブリブログ
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