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zoom RSS 【和賀岳】アドレナリン 欠乏ス。(2008.6.8)

<<   作成日時 : 2008/06/14 22:01   >>

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和賀岳(1440.0m)は、真昼山地の最高峰。
岩手県屈指の山岳秘境で、
アルピニストではなく、マタギが似合う玄人の山。
ボク的には、そんな感じのイメージの山。


今までも何度か行ってみたい。と、思っていたけれど、
相方から、
「和賀岳は好きじゃない。」
と、言われていて、チャンスが無かったんだけど、

ついに、やりました。

「歩いてもいないのに、好きじゃない。とかって変じゃね?」
とか、
「前回は、君の希望通り白地山に行ったんだから。」
とかで、

数年越しで、相方を口説き落として、
今回 やっとで、和賀岳にチャレンジ。


登山口に向かう道々、
助手席から、
「なんか、和賀岳とは、ワタシと相性悪いと思うネン。」
と、
ブツブツ聞こえるのは、
幻聴と思うことにして、
ひたすら前方を見すえて 運転に集中。

登山口は岩手県側で、
予定コースは、
クリックで拡大

登山口には、10台くらいの駐車スペースと、水場あり。
ちなみに、
登山口には、トイレは無いので、盛岡・雫石方面から行く場合は、
ココココに公衆トイレあり。

駐車場には、すでに一台停まっていて、出発済みみたい。
マイナーな山ってイメージだったもので、
その車が、他府県ナンバーだったのには、ちょっとビックリ。
なんにしても、先行者もいるようで、ちょっぴり安心。
さらに、
車がもう一台到着。
和賀岳の登山道を整備しに来た地元のグリーンパトロールの方で、
これまた安心。



【8:01】

グリーンパトロールの方に先んじて、出発。

出だしから、

細い急な杉林の尾根の登りで、あっぷあっぷ。

ひぃーひぃー。歩いていると、

さすが秘境和賀山塊。
こんな大木が、ぞろぞろお出迎え。


【8:24】

赤沢分岐 着。
出発してから20分ちょっとなのに、
急登だったので、もう休憩。

ブナ林が美しい。

と、

ガイドブックに書いてあったけれど、
急坂がキツくて、殆ど下ばかり見て歩いてしまいました。

で、
下を見て歩くと、



可憐なお花。


【8:59】

高下分岐 着。
和賀岳方面は、左に山腹をまく道。
右は、高下岳へ尾根上を登っていく道。

この分岐から、一つ目の水場までは、緩やかな道だったけど、
過ぎると、
一気に、標高差マイナス200m駆け下ることになってマス。




他にも いっぱいお花が咲いていたけれど、
急坂下降なんで、足元に注意で、イッパイイッパイでした。


もう降りは、いやぁー。と叫びたくなる頃。
【9:37】

今回のコースのメインイベント 和賀川渡渉地点に到着。

ここの渡渉は、石の上を ぴょんぴょん ではなく。
ザブザブっと行かなくてはなりません。
で、

どこが浅瀬か、上流下流ウロウロして、
ここだ。と、見当をつけて、

渡渉準備。

準備にモタモタしていたら、

グリーンパトロールの方に追いつかれて、
「スパッツをピッシリ着けて一気に渡ればダイジョーブ。」と、
追い越されちゃいました。

で、へなちょこ ぼんいぢ一家は、
↓ こんな感じ。

この周辺一帯の山々の雪融け水を集めた和賀川だけあって、
ちょー ちめたいデス。
冷たすぎて、足は痛いし、カキ氷を食べた時のような頭痛までした。
とは、相方 談。


なんとか、かなり時間をかけて、渡り終わって、
濡れた足を丹念に拭き、トレッキングシューズに履き替え終わると、
パトロールの方が河原に戻ってきて、なにやらタダ事ではない様子。

河原から一段上に休憩箇所があって、
そこには、先行者の他府県のグループの方が6名。

聞くと、
高下分岐から進んだ地点の水場を過ぎた辺りで、
グループのリーダーが用を足すとのことで、ひとり離れ、
待ち合わせを、この渡渉し終わった休憩箇所にしていたけれど、
一時間待っても現われないとのこと。
用を足しているにしても、一時間以上は長すぎるので、
心配になってきたのだという。

そこで、
ボクらや、パトロールの方に見ていないか尋ねてきたのだ。

けれど、
一本道だったのに、三人とも見ていない。

グループの方たちによると、
リーダーは、ベテランで和賀岳も何度も登っているので、
道迷いは絶対無い。と言うので、

あと、考えられるのは、
急病とか、怪我をしてしまった。ということか。
となる。

その場合でも、
後続のボクらが通りかかれば、
たとえ茂みに中にいても、声を掛けたり出来るはずなのに、
そのような事はなかったので、
意識がない状況になってしまっているのでは?
卒中か、もしくは、熊か、マムシか、と、想像してしまう。


あれやこれや話してみて、
用を足すと言って分かれた地点まで、戻ってみる事に。

せっかく渡った和賀川だけど、再度渡渉。
履き替えたばっかりの靴を、もう一度脱いでサンダルへ。
渡り終わって、もう一度 靴へ。

高下分岐に上り返す前に打ち合わせ。

携帯は繋がらないと思っていたんだけど、
幸いにも、
水場に行くとauなら繋がるという事を、
パトロールの方が知っていたので、
見つけられなかった場合は、そこから通報し、
万が一、携帯が繋がらなかった時は、
ボクが下山して連絡するということも打ち合わせしていると、

汗だくで駆け下りてくる男性一名。
その方こそが、
他府県のグループのリーダー。

用を足した後、早く追いつこうとして、
登山道からはずれて近道するつもりが、迷ってしまい、
結局、元の登山道まで戻ってから、この渡渉地点までやってきた。
と、いう事らしい。

なんにしても、無事でヨカッタヨカッタ。


と、
いうわけで、
もう いっかい 本日3回目の渡渉ナノデス。
靴脱ぎ、
靴下脱ぎ、
サンダルに履き替えて、
冷たい水をザブザブして、
足を拭き拭きして、
靴下履いて、
靴履いてヒモ結んで、

トホホ・・・。


【10:48】

渡渉地点からは、標高差600mの急坂の一気登りの始まり。

それは、













立ったまま 花々を食べれそうなほどの斜面で喘いだり、


笹藪ブッシュもあったり、


豪快な倒木もあったりするダイナミックな道のり。

で、

樹高が急に低くなると、


【12:09】

こけ平 到着ぅ〜。

クリックで拡大
和賀岳 どーん。  ↑クリックで拡大

あとは、

森林限界超えの稜線歩きを40分程。

なんだけど・・・、

相方が、
「もう足が前に出ない。
 いつもなら、頂上見ると、 さぁ!登るゾ! って、
 アドレナリンが脳から出るんねんけど、
 3回の渡渉でアドレナリン使い切ったようやわ。」

時計を見ると、12時過ぎ。
山頂まで行く時間やお昼ごはんを食べる時間・疲労を考えると、
日も長いので、日没までは下山は出来るだろうけど、
今回は、無理せず、ここまで。
と、いうことに。

山頂まで行かないと決めたので、
その時間を、お昼ごはんを食べた後のお昼寝に。

相方は、
食べ終わると、
「渡渉って意外に疲れるもんやな。」
と、言うやいなや
「ぐぅ〜。ごぉ〜。」


【13:39】
アラームで起床して、

和賀岳山頂に後ろ髪引かれ、何度も振り返り、
あとは、
来た道を下山。

登ってきた時は、かなりの急坂で、戻りが心配だと思ったのだけれど、
GWに歩いた白神岳の二股コースの下りに比べたら、なんとか。


【14:50】

渡渉地点の休憩地。


本日4回目の渡渉。


【13:14】
渡渉完了。


【15:55】

高下分岐。


【16:12】

赤沢分岐。


【16:30】

無事に下山完了。


お風呂は、
沢内銀河高原ホテル で と、思っていたけど、
その前に、
行きたいところ。場所は、たしかこのへん

朝 前を通ったときに相方が、目星をつけていたもよう。
「もしかしたら、5時閉店かもしんないから、お風呂 入る前に寄って。」
と、言われて、行って見るとやはり5時閉店。
10分ほど過ぎていたけど、あとかたづけの最中の店員さんに無理を言って、
アイスクリームにありつく。

食べながら、
相方が、

ワタシの言ったとおり5時閉店やったやろ。 ワタシ 冴えてんねん。
和賀岳もそう。
相性悪いって言ったやろ。
みてみ。
山頂まで行けなかったやろ。
おまけに、
冷たくて痛い渡渉も余計にやるハメになってしもて。
ウヌンカンヌン ワンワンキャンキャン。

なにやら、
甘いアイスクリームも苦くなってきて・・・、









ちなみに、
結局歩いたルートは、コレ。


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コメント(15件)

内 容 ニックネーム/日時
おっは〜です。そちらは地震はどうですか?何事も無かったことを祈ってます。
昨日、近場の低山に行ったのできょうはゆっくりしてます。
和賀岳も登りたい山ですが、能代からは遠いかな。同じ場所で渡渉4回はしんどいですね。
相性やはりよくなかったようですけど、それも思い出になったでしょ?
とうこ
2008/06/15 08:33
ふみちゃん大丈夫かしら?
どん
2008/06/15 10:13
相方さんを無言の(?)説得、サスガです。 登ったり降ったりの山道なので、気が乗らぬ相方さんにとっては、、ネ、と言うよりも”ソフトアイス”が脳裏にチラチラでしたか! 県南に居る私は、あの地震の前日に五葉山へ行って来ましたが、シカが落ち着かず、赤坂峠の駐車場に止めた車の横にも”シカちゃん”が待っていて、車に乗りたかったのかナ? 地震を予知して避難したかったのかナ? 次回、和賀岳挑戦の際には、”ソフトアイス”を持参のうえ、山頂にて味わうのも一興(?)かと思います。 18-20日は、私のカミさんが練馬から来るので”イイ子”を装い、週末は目の前の六角牛、中沢コースをトライします。 
オシラどん
2008/06/15 11:31
>皆様
地震で、ご心配頂きありがとうございます。
幸い我家は震度4の地域で、けっこう揺れましたけど人的物的ともに被害はなかったです。
今回、緊急地震速報の有難さを実感しました。
揺れる前に地震が来るということを知っていると心の準備ができるのでありがたいです。
ただ、数秒早かっただけなので、なにも出来なかったですけども。
ぼんいぢ
2008/06/15 23:45
>とうこ様
たしかに、能代からだと和賀岳は遠いですよねー。
ちなみに、秋田県側からのコースだと距離は長いようですけど渡渉はないですよ。山頂は一面のお花畑になるらしいので、時間がたっぷりとれるなら是非オススメです。
今回の地震の影響出てなきゃ良いですけど。

>どん様
心配してくれてドモ。
おかげさんで、元気だよー。

>オシラどん様
野生の動物の勘ってやっぱりあるんでしょうね。
以前ボクが行った時は鹿に出会えなかったので、いつか出会ってみたいです。
アイスクリームを頂上で食べるために重いクーラーボックスを背負うのはちょっと…ムリデス。
ぼんいぢ
2008/06/15 23:55
とうとう渋〜い和賀岳にトライ!
かっちょいい。。。
と思っていたら・・・残念でしたね。
雪解け水の渡渉はしんどそうです。
動画ではその様子が良く伝わって来て
充分に楽しませていただきました。
(会長さん、ごめんなさい)
再チャレンジは??? ないかな・・・
でもジェラートはかなり魅力的でした!
食べられて良かったですね〜
mikko
2008/06/15 23:56
こんにちはー!
和賀岳、私も近いうちに登ろうとしていたのでとても参考になりました!ありがとうございます。
話しに聞いてた通りの奥深い山の様ですね、しかもかなりの急登ですね(汗)
今時期の徒渉は素足だと冷たいだろうなー! しかも4回もですか、冷たさで足が一回り小さくなつたのでは? 私はもう少し水が温くなってから登ろうかな?(笑)←軟弱者ですので。 
やまめ
2008/06/16 11:28
 地震の方、ひどい揺れでなかったようで何よりです。
 歩かれましたね〜、私の憧れ、高下側からの渡渉コース!。雪解け水の渡渉の様子、よく判りました。春のコレを三回ですか・・・コケ平で昼寝しちゃいますよね。でも、他県の登山グループの皆さんは、心配されたぼんいぢサン達&パトロールの人のこと、感謝していますよ。
 和賀山頂登頂への楽しみがますます増えましたね。私は、渡渉用に地下足袋が欲しいなと思っている今日この頃です。
 
テントミータカ
2008/06/16 12:19
地震吃驚された事でしょう。被害に遭われなかったようで何よりです。
被災者の皆様方には心よりお見舞申し上げます。
ジィ〜ジも3回経験しましたが、貴殿同様お陰さまで被災は免れました。
今回の地震で山の様子もスッカリ変った事でしょう。
各方面に多大な影響がでるでしょうね。一日も早い復旧を目指して欲しいものです。
輝ジィ〜ジ
URL
2008/06/16 20:56
>mikko様
和賀岳よかったですよー。
とくにコケ平から見た山頂からつながる稜線は圧巻でした。
ぜひオススメです。
ボクもどうにか再チャレンジしてみたいです。
渡渉なんですけど、
ボクは冷たいのは冷たかったんですけど、渡り切るまでガマンできないほどじゃないなぁ。と思ったんですけど、相方は耐え切れない冷たさだったと言うんですよ。個人差があるみたいです。

>やまめ様
和賀岳よかったですよー。
これからお花がバンバン咲き出すでしょうから歩き応え抜群だと思います。
登山道に地震の影響がでてなきゃいいですけど。
ぼんいぢ
2008/06/18 00:18
>テントミータカ様
ボクは渡渉が結構楽しかったんですけど、相方がもうイヤだなんて言い出して困ってるんですよ。
なんとか、もう一度引っ張り出せるよう作戦行動中です。

>輝ジィ〜ジ様
地震の災害の様子が日に日に明らかになってきて、その大きさに驚いています。
余震も盛岡でも何度か感じます。
登山口までの道も寸断されてしまって、栗駒山や、あの銀の柄杓の焼石岳もしばらくは、歩く事が出来なくなりそうです。
山や温泉は岩手県にとって大事な観光資源なので早く復旧してほしいです。
ぼんいぢ
2008/06/18 00:30
お久しぶりです。
3分半の迫真の渡渉、じっくりと拝見いたしました。あすこはカメラを構えるよりも、お手手つないで渉るべきではないかと思慮いたしましたが。
稜線まで行っての断念は残念でしたが、長い人生を考えれば、ここは山の神には逆らえないでしょう。(^。^)
次回は是非登頂を!。
山いろいろ
2008/06/27 12:45
>山いろいろ様
こんばんは。
コメントありがとうございます。
渡渉の動画ですが、
じつはもっと長いんです。
前半をだいぶカットしてあります。
グズグズ言って、なかなか渡り出さなかったんです。
な、ものですから、
下山時の渡渉では、オテテつないでというよりも、
引っ張って渉ったしだいです。
そして、
是非、あの稜線を歩き、そして登頂してみたいです。
ぼんいぢ
2008/06/27 23:46
地震の被害がなかったようで何よりです。
その瞬間、まだ布団の上でゴロゴロしていた私もユラユラっと感じました。

こちらのお山、もちろん知らない名前ですが、
出だしは「奥多摩みたいじゃん」っと思いきや、
やっぱり山頂近くは景色が良くって羨ましいっ!
heppoco
2008/07/01 22:48
>heppoco様
地震の心配していただき恐縮です。
和賀岳は全国的にはマイナーですけど、
北東北的にはお花の山としてソコソコ名が知られているんじゃないかなって思います。
ただ、知っている人には、山頂付近のお花畑までが結構キツイのでは間違いなく有名です。
で、
heppocoさんのために、北東北では標高が低くても森林限界突破の山を幾つかご用意してありますので、機会があればぜひおいでくださいませ。
ぼんいぢ
2008/07/02 20:17

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【和賀岳】アドレナリン 欠乏ス。(2008.6.8) 山歩き、大好き/BIGLOBEウェブリブログ
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