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zoom RSS 【岩木山】安寿姫のかんざしを求めて。(2008.6.29)

<<   作成日時 : 2008/07/11 00:18   >>

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『知らぬが仏』
今回の山行は、これがキーワード。


梅雨まっさかり。
山ノボラーにはツライ季節。
そんなわけで、
本州で唯一梅雨の無いカモといわれる地方 津軽。
で、
津軽といえば、津軽富士 岩木山(1624.7m)。
そんな理由で、岩木山山行決定。

岩木山は、今回で2回目。
前回は、スカイラインを利用して8合目スタートだったけど、

【8:14】

今回は、麓の岩木山神社スタートです。
(百沢コース  ナント! 標高差1454mデスヨ!)このコースは、
国の重要無形民俗文化財で、
毎年旧暦8月1日に行なわれる津軽地方最大の農作祈願祭の、
例大祭「お山参詣」の登拝の道。


まずは、

ながぁ〜い参道の石畳。


ちょうど、夏越の大祓の準備がしてあったので、


茅の輪の作法に従って、
三度 輪をくぐって罪・穢れを祓っていただき、
参拝。
願い事いっぱい。

狛犬コレクターではないけれど、

インパクトある狛犬に、心 鷲づかみされちゃいました。

社殿の手前横から、

山頂の奥宮目指し、れっつらごー。

いかにも参拝の道って感じの

杉林を行く。


【8:38】
杉林が切れ舗装路を横断すれば、

桜林公園。


【8:44】
もう一つ舗装路を横断し、

岩木山百沢スキー場の建物の中を通過。


ゲレンデ内を通って、


【8:53】

いよいよ、本格的な登山道。

急登の七曲を、

えっちら、おっちら。
に、しても、
樹林内で無風。 むしあぢぃデス。
それで、
この樹林というのが、
低い枝が張り出していて、やや半腰で歩かなくちゃいけなくて、
これ、また、つらい・・・・・・。


【9:20】

『カラスの休場』
と、いうちょっとだけ開けた場所に出たので、
休憩休憩。

もう汗ズクズク。
まだ、序盤だというのに疲労度濃いです。

休憩終わって、歩き出すと直ぐ、

『鼻コクリ』と、いう急登。
これまた、キツッ!!

順調に進んでいるかどうか良くわかんない展望なしの樹林。
そんな、蒸しジメ感漂う結構な坂道を、
よっこらせ。うんこらせ。


【9:46】

姥石 到着。
(後で知ったことですが、なんでも、女人禁制の頃のなごりの場所だとか。)

そのせいかどうか、

相方が、
「なんか調子が出ん。エンジンがかからんわ。」

調子が出ないときは、無理せず、
お花でも見ながら、ゆっくり行きましょう。

って、わけで、


















































展望の無い樹林を、お花で気を紛らわしながら、
ひたすら、前進。

突如、
出発から延々と登り一辺倒だった道が、
右へ、トラバース。
今コース初めての平坦な道に、ちょっと嬉。


【10:43】

焼止りヒュッテ。

そこから、もうちょっとだけ進むと、
トラバースは終わり、大沢。

今度は沢沿いの、急登に突入。


急登に喘いでいると、

じゃぁ〜ん。
出ました。岩木山のココだけに咲くという
固有種:ミチノクコザクラ!

たった、一輪。
ぽつん。
と、
咲いていました。

他には咲いてないかなぁ。
と、
進んでみるも、咲いていない。

もうちょい進んで見ると、

雪渓下部。

沢中は、
雪渓の崩壊が起きたばかりのような雪の塊がゴロンゴロン。
下が大きい空洞になっている雪渓の端は薄く。
沢の両端は急斜面で足がかりなし。

乗っても大丈夫そうな場所見つけて、

雪渓に取り付く。
そんな箇所を過ぎると、


ばーん。

と、



ミチノクコザクラの群落。

さっきまで、一輪しか見ていなかったので、
いきなりの群落に猛烈カンドー!

でも、こんな急斜面じゃ、
近寄って写真が撮れなくて残念。

道はまた、雪渓の上に乗ったり降りたり。
その雪渓が、クセモノで、
雪の上にどこから崩れてきたのか、泥が覆いかぶさっていて、
歩きづらい事この上なし。
もう見た目では、どこから雪の上で、
どこからが、夏道なのか。
って、いう感じ。
そんな歩きづらい道の、雪渓下部の融けかけ箇所。

途中で、
ひょい。
と、
大沢の先を見通せる場所に。
クリックで拡大
進まなきゃならない先の長さに、
ちょっぴり ゲンナリ。

先の長さと急斜面に、
ヘコんでいると、






コレハチガッタ。






そりゃあ。 もう。 
わんさかと、ミチノクコザクラの猛烈歓迎。

そうなれば、

ドロンコで、ぬるんちょの滝の横も、

えんやこら。と、乗り越えて、

こんな場所にも、へばり付いて、

ミチノクコザクラの写真撮影。

お花が、次から次に現われるようになってきたので、
かなりの急斜面でも、
大岩超えでも、
「リャー!!」
と、
気力充分で乗り越える。   そんな、道デシタ。

途中には、
坊主コロバシ とか、錫杖清水 とか が、
ガイドブックには、書いてあったけど、
どこか分からないうちに、







大きい雪渓のぼり。

雪渓を登り切ると、

またも、ミチノクコザクラのお出迎え。

【12:00】
そこは、もう、

種蒔苗代の池。

湖畔には

ミチノクコザクラをはじめ、
 

池から ひと登りで、
鳳鳴ヒュッテ前、リフトからの道と合流。

岩ゴロの、二のおみ坂へ。

途中で振り返ると、
鳥の海噴火口を見下ろし。 遠望には白神山地。

二のテラス先の売店のところに、

平地で見ると、「うきゃー。」
なんだけど、
ここで、見ると、なにやら神々しいです。
岩木山の神様のお使いに思えて、
おもわず、かしわで。
石の合間に、スルスル。

めずらしく、相方が遅れているので、待っていると、
追いついた相方が、

三のおみ坂を見上げて、
「・・・・もう、あかん。ギブやわ。  なんか、妙に体が重いネン。」

二のテラスの見晴らしの良い所まで戻り、

「アンタは、山頂に行きたかったら行って来たら。
 あたしは、休憩する。ゴハンにする。
 山頂は前に来た時の方が天気も良かったし、
 今日は、もうココまでで、えぇわ。」

そんなわけで、
クリックで拡大
ぐなぐな に、なってしまった相方は、ほっぽって、空身で山頂へ、


【12:30】

山頂 岩木山神社奥宮 到着。

山頂からの景色は霞んでいて遠望は無かったので、
長居せず。
相方のいる二のテラスに戻って、ボクもゴハン。


【12:58】

休憩終わって、下山開始。


下山の様子は、コチラ




下山口にある 嶽温泉は、レトロちっくな温泉街。

温泉街で、気になったのが、
「安寿と厨子王」縁の山が、岩木山だと看板に書いてあったこと。
帰宅後に、
ネットで調べてみると、
安寿姫が岩木山の神様になったという伝説があるのだとか。
そして、
あの可憐なミチノクコザクラは、安寿姫のかんざしなんだそうだ。
そう思って、写真の花を見ていると、
よりいっそう可憐なお花に見えるのでした。

他にも、
岩木山について検索していたら、
大変な事が、分かってしまいました。

恥かしながら、
「安寿と厨子王」の、お話を知らなかったのですが、

安寿と厨子王は、母と共に、京へ行く途中、
人さらいに騙され、母と離れ離れになって、丹後へ売られてしまう。
そこで、過酷な労働を強いられていた姉弟は、姉が犠牲になることによって、
厨子王は、無事京へ行く事が出来た。
その後、厨子王は、母も探し出し、助け出す。

こんな、お話みたい。


で、
何が大変かっていうと、
安寿姫と厨子王を人攫いから買って、
姉弟を虐げていたのが、丹後の人間だったこと。
安寿姫が岩木山の神様になったという伝説を有する岩木山。
その岩木山を信仰する津軽地方には、
「丹後の人間が津軽に来ると、岩木山が怒るのか天候が荒れる。」
そんな、言い伝えがあるのだとか。

ウチの相方
丹後地方出身ナンデスケド・・・・・







岩木山レポ オシマイ。     こわ。




そんで、
おまけ写真



今回のコースは ↓










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コメント(11件)

内 容 ニックネーム/日時
ぽんいぢさん こんばんは^_^
岩木山の神社コース、地味に長いコースですよね^_^;

ご飯の地点ですが、わたしも、池の近くで食っちゃいましたよ^_^
そのときは、結構そこで食べる人が多くて、
そこまでで下山する人も多いみたいでした

腹ごしらえしたら、頂上までっていうほうが、いいかも!
ではでは^_^/

http://delarie.exblog.jp/6182334/

#去年の7月14日に行っています
#そのときも同じように雪渓ありましたが、
#掲載していませんでしたね^_^;
#下から頂上まで、すーっと人がたくさんいました
でらり
URL
2008/07/11 01:18
こんにちは。
岩木山、噂には聞いてますが、レポを拝見してしみじみ噂通りのキツイ山道の様ですね。 標高差1454mはさすがにきつそうです。
しかも!会長さんの戦意喪失させてしまうとは、言い伝えのせいなのか?山道がキツイせいなのか? 恐るべし! っと言った所でしょうか。 ミチノクコザクラ可愛い花ですね! 私もいつか遭いに行きたいと思います。 
やまめ
2008/07/11 09:50
登山道は、なるほどね、という感じです。

でも、これだけ花が咲いているのは魅力的です。今年ミチノクコザクラが咲いている間に行けるかどうかはあやしくなってきました。

錫杖清水に銀の○○があるのだろうと思っていましたが・・・。

安寿姫と岩木山の関係は知りませんでした。普通は丹後と津軽は遠地のように思われるのでしょうが、昔は舟が一番の交通手段でしたから、その意味では決して「遠くない」のかもしれません。
山塔花
2008/07/11 21:03
>でらり様
ほんと百沢コースは、長いですよね。
樹林の中の間は、コースの変化が少なくて、
1時間が2時間くらいに感じちゃいました。
でも、達成感は、格別でした。

>やまめ様
和賀岳もきつかったですけど、この百沢コースもかなりのもでしたよー。ぜひ体感してみてください。
ぼんいぢ
2008/07/11 23:28
>山塔花 様
焼止まりヒュッテまでが、変化が乏しい樹林の中の登り一辺倒なんで、精神的にこたえました。
でも、それ以降は道は荒々しい感じですけど楽しかったです。
ミチノクコザクラはホント可憐でした。
 安寿姫の伝説にはビックリでした。
特に相方がビックリしてました。
悪天候に見舞われなかったのは、登りはじめに、麓の岩木山神社でお賽銭を我が家にしては奮発したせいかなと思っているしだいです。
奮発といっても、100円なんですケド…
ぼんいぢ
2008/07/11 23:44
こんにちはー!
ミチノクコザクラは可愛らしい花ですね。
まだ岩木山に登った事がないのですが
我が家は絶対ラクチンコースで登るので
出会えないのですね・・・残念 (; _ ;)
安寿姫の伝説にはびっくりです。。。
そういう事ってあるんですね・・・
大奮発のお賽銭と茅の輪くぐりが良かったかな (^_−)☆ 
mikko
2008/07/12 20:19
>mikko様
岩木山は、岩手からでもなんとか日帰り圏内ですからチャンスがあれば是非おすすめですよ。
(丹後出身でなければデスケド)
ミチノクコザクラですけど、
スカイラインと、リフトで9合目まで行っても実は、見れちゃいます。
鳳鳴ヒュッテ前の分岐から5分ほど百沢コースを下ると、種蒔田代の池まわりに群落がありましたよ。
つまり
らくちんコースでも+10分(往復)でOK!
でも、
百沢コース体験してもらいたいナー。
ぼんいぢ
2008/07/12 20:41
安寿と厨子王、子供の頃絵本か何かで読んで
涙なしには語れん!と思ったくらいです。
そんな伝説を思いながら登る東北の山いいですね。
さすがお花もいっぱい。
nobu
URL
2008/07/14 13:05
>nobu様
山って大きさに関係なく、
いろいろな伝説というか、言い伝えみたいなものがありますよね。ウチの近所の標高200m程の丘といえるような山にも、昔のお姫様の悲恋物語とかあったりするんですよ。
そんな豆知識を知って歩きたいなっていつも思うんですけど、気づくのは下山後だったりして、ガッカリということも…。
ぼんいぢ
2008/07/14 23:14
初めまして!関西からです。楽チンに山は登りたいのだけど津軽人の心のふるさとはしっかり登りたかったので百沢コースにいったので懐かしく拝見しました。帰りもリフトを使わず、バスの時間もタイミングがあわなかったので、思いきって一気に嶽温泉まで下りきったのですが接続バスまでに温泉は入れたものの、またぎ飯を食べそこなったのを思い出しました…。このコース、下りも歩いてる人はあまりいないようですね。けっこうくたくたになりましたが満足感もありありないいお山でした。東北大好きなのでまた覗きに来ます!
丹後の近く(^^;
2008/07/19 13:56
>丹後の近く(^^; 様
はじめまして。
コメントありがとうございます。
百沢コースを登った後に、リフト・バスを使わず嶽コースで下山とは健脚でらっしゃるんですね。
ボクらはご覧のとおりのへなちょこでして…。
そんなへなちょこ山歩きのブログですが、よろしければ、また読んで下さいませ。
ぼんいぢ
2008/07/21 10:58

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【岩木山】安寿姫のかんざしを求めて。(2008.6.29) 山歩き、大好き/BIGLOBEウェブリブログ
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