山歩き、大好き

アクセスカウンタ

zoom RSS 【燕岳・大天井岳】2.表銀座はドキドキ(2007.8.13)

<<   作成日時 : 2007/08/26 00:06   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 12

【燕岳・大天井岳】1.道のりは遠いけど  の、つづき です。


【4:00】
ボクだけ起床。
相方は、口あけ寝息 まだ起きず。
初アルプスなんだから、余裕を持って早め早めの行動という
今山行のお手本 heppoco隊と違って、それが出来ない ぼんいぢ家。

おきやがれ!
と、わめきたいのは、がまん。
そっと起きて、トイレのある登山口まで散歩がてら様子見。
第一駐車場から400mほど坂を登ったところに登山口。
トイレもそこにあって、きれい。
自販機もあったので冷たい缶コーヒーを買って車に戻る。
相方に なんとか起きて頂き、朝食&出発準備。
冷たいコーヒーを渡した時に、
「今朝は涼しくなったし、ホットが良かった。」
つっけんどんに、言われても、
憧れのアルプス。 平常心キープのボク。



【5:56】

すでに賑わっている登山口。

登山口には、

お賽銭入れて、楽しい山行・無事の下山をお願い。

さぁ、
アルプス第一歩。

アルプスといっても、やはり稜線に出るまでは鬱蒼なんだ。

しかも、
危険箇所の少ないアルプス入門コースとはいえ、

北アルプス3大急登『合戦尾根』
のっけから、垂直まがいの階段でスタート。

北東北ならとっくに森林限界越えのなのに、
でっかい松の木が生えまくる森の中に、標高1500mの標柱。
と、いうか、
すでにいつもの登っている東北の山々より高い・・・。


【6:23】

第一ベンチ。  はぁはぁ。


【6:43】

第二ベンチ。  ひぃひぃ。


【7:14】

第三ベンチ。  ふぅふぅ。


【7:40】

富士見ベンチ。  へぇへぇ。


息も絶え絶えになってきた頃に、

この案内。
スイカまで、もうちょい。もうちょい。
がんばるぞー。

空が、

青い。 青過ぎる。


【8:03】

合戦小屋到着。
即、スイカ。
一切れ800円を二つに切ってもらって、一つづつ。
うめー。 あまー。 こんな美味しいスイカはじめて。



合戦小屋を過ぎると、傾斜も弱まり、

花を見るゆとりも。

振り返ると、

穏やかな雲海。
ずーっと奥に一際目立つ山容。三角錐 富士山。

パノラマで、ドーゾ。
クリックで拡大
↑クリックで拡大

おぉ!!

槍だ。 槍。
大天井岳も見える。
「あれが大天井で、今日のゴールだからね。」
と、
この時、確かに こう言った筈なのだが・・・・・・。


ようやく、

視界に燕山荘。

合戦尾根の疲れか、

すぐ休憩したくなっちゃいます。

さらに、ずんずん姿を現す槍に見とれて、

なかなか前に進めない。

落ちないように

鎖場通過。

それでも、

なかなか近づかない燕山荘。

穂高かな?

近くの登山者に、尋ねてみる。
親切に、大キレットとかもいろいろ教えていただきました。
ありがとうございました。

あと少し。

よいこらしょ。うんこらしょ。


【9:03】

燕山荘到着ぅ。


うぉっ!


すんげぇ。 圧巻。


あれが、

燕岳で、

ここが、

テント場か。
いつかテント山行してみたいなー。
でも、
今日 重そうに担いで歩いてる人達をいっぱい見たしなー。
ボクには無理かなぁ?


さて、燕山荘前のテーブルで休憩。
小腹もすいて、オニギリを食べていると、

相方が、
「ものすごく早く着いたやんか。早起きする必要なかった。」 と。

?????
「え? 出来れば、大天井岳まで行きたいんだけど。」

ここに及んで、
意思疎通不十分が発覚!!

どうやら、
相方は、燕山荘を今日の目的地だと思い込んでいた。
ボクは、できれば、大天井岳まで行きたいけど、
初アルプスだし、三大急登だし無理だったら燕山荘までにしてもいい。
と、思っていただけ。

ここに、大きな勘違いという溝がっ!

と、いうか、合戦尾根を登っている時から、
大天井岳 指差し、今日はあそこまで。
って言っていたハズなのに・・・。
耳に届いていなかったのか・・・・・・・・・・・・・。

聞けば、
相方は、燕山荘のWebサイトを見て、
綺麗そうだし、カフェもあって、山なのに快適空間を夢見ていたみたい。

一応、抵抗。
「大天井岳の大天荘も綺麗でランチとかもやってるってHPに出てたよ。」
大天荘のHPは見てないもん。 ケーキとかもちゃんとあるの?」
大慌てで、燕山荘の受付へ、すっ飛んで行き、聞いてみる。
『ないです。』との返答。
「ないみたい、ここで食べていく?」
「今は食べたない。」

「なんや! 初めてのアルプスだから早起きしよー。って、コレが目的か!
 燕山荘に泊まるの楽しみにしていたのにぃー。
 大天荘が汚かったらどうすんねん! おぅ?」

かなりのご立腹デス。
こうなっては、止むを得ません。
今日の大天井岳行きは断念。

念のため、恐る恐る。
「明日 大天井までピストンしていい?」

相方、コースタイム見ながらしばらく黙考。
「大天井岳に行けば良いんでしょ。行きますよっ。」
膨れっ面で一緒に歩かれても楽しいとは思えないので、
「いや、いいよ。今日はここまでにしよ。」
「行くって、言うてるやろ」
余計にホッペタが膨らんでしまいました。


【9:51】
もう、どっちに転んでも不機嫌は変わらなさそうなので、
大天荘はポンプ故障で、給水不可らしいので、水を1.5ℓ(300円)購入し、
大天井岳へ。


コマクサ綺麗だね。とか、


槍・穂高は迫力あるね。とか、

自分でも言うのもなんなんだけど、
哀れなほど相方に媚びへつらうも、無視。

こうなっては、直球勝負。
「折角の遠征なんだし、喧嘩無しで楽しく歩こうよ。」

ギロリ。
と、
睨まれておしまい。

こりゃ。ダメだ。
打つ手なし。


黙々と歩くことにしました。

じつは、
アルプス遠征に備えて、大きめのザックを買おうかと相方に言ったのですが、
「これで、いい。」と返されてたのを思い出し、
坊主憎けりゃ袈裟まで。 急に、ザックまでもが憎らしくなりました。
『アルプスでも25ℓのザックかよ。小さいんだよ、コンニャロ。』
と、
意味不明の怒りが湧いてきます。

そんな喧嘩も



この圧倒的な北アルプスの景色を見ていると、
どうでも良くなってきたけど、
相方がどう思っているか分からないので、無言歩行継続。


















【10:29】
大下りの頭 着。

相方が待っていて、何事も無かった様に話しかけてきました。
アルプスマジック。
お怒りが融けたみたい。
ふぃー。
一時はどうなることかと。 びびりました。








鞍部から大下りを振り返る。
東側から雲が湧きあがってきたり、ひいたり。


登り返しが始まっても、槍が見えて元気百倍。


雷鳥かなと思ってしまったホシガラス。だとオモイマス。


槍に興奮しっぱなし。


この白い砂礫はもしかして、


やっぱりだ。
コマクサ わんさか。 圧巻。


雲よ。
もうっちょとだけ待ってちょうだい。
大天井岳を隠さないでー。


すんげー。
壁面についているかのようなトラバース道。


大天井岳を山頂見上げて、登るぞーと気合をいれると、


と、そのまえに、切通岩の鎖場の下り。


鎖場を降りると、喜作レリーフ発見。


左:常念方面と右:大天井ヒュッテ経由槍方面との分岐を、


左に曲がって常念方面・大天井岳山頂へ。


雲の中に入っちゃいました。
間に合わなかったかー。
残念。と、思っていたら、


【12:18】

大天荘前に出ると青空が、まってました。

宿泊の受付済ませて、
なにはともあれ、腹へったー。

インディアン・ランチセット
相方は、スパイシーチキンカレー。 ボクは、ほうれん草のグリーンカレー。
どっちも大満足。

ケーキは無かったけど、館内は綺麗に手が行き届いてるし、
割り当てられた寝具も燕山荘とお揃いの新しいもの。
快適空間 大天荘に相方も満足の御様子。

荷物をベットわきに置いて、
お腹が落ち着いたら、山頂へ。


【13:30】
大天井岳山頂到着




槍も、穂高も、目の前。
カンドー。

これはさすがに、ボクも記念写真を撮っておきたくなって、
相方にカメラを手渡す。
面倒臭そうにカメラを手にするも、

なんとかシャッターを押していただきました。 元気玉のポーズ。

パノラマでもドーゾ。
クリックで拡大
↑クリックで拡大

しばらく、山頂で景色を十分堪能後、山荘へ。


【14:52】

今日の行動はお終いなので、ビール。
ボクは、あんまり飲めるほうじゃないんで、
一口おこぼれちょうだい。
ぷはー。 おいしぃ。

あとは、2階の部屋に戻って昼寝。
そのあと、
左右のお隣さん二組ともご夫婦で、ちょっとお話。
お互いの明日の予定とか、今までの山行の話とか、楽しい会話。
相方は、鼻をひくつかせ晩ご飯は唐揚だと、みんなの前で予測。
この予想は見事的中で、
「ほんとに唐揚げだったねー。」と、
皆さんから お褒め(?)にあずかったのでした。
ちなみに、晩ご飯は、肉系・魚系選択出来ました。
この日の魚系は鯖の味噌煮。

就寝スペースも
1区画:敷布団4枚ぶんに6人で、
覚悟していたほどのギューギューではなかったです。
お隣二組とも前日は燕山荘泊で、
こんな感じの混み具合で、スシ詰めではなかったとのこと。
ハイシーズンでコレぐらいならテントじゃなくてもいいかも。
と、思ってしまいました。
「でも、秋の涸沢はスンゴイよ」とも、教えていただきました。

ちなみに、
前夜の燕山荘の夕食はハンバーグだったとのこと。
相方は唐揚げよりハンバーグの方が良かったと言うので、
また不機嫌がぶり返すのではと戦々恐々。
けど、大天荘のランチのインディアンカレーが絶品だったので、
良し。となったようです。


【5:30】からの夕食を終え、
やることもなく、ボーとしていると、
夕食前に、
「雷鳥見れなくて残念だった」と言っていたのを覚えていて、
お隣の方が、小屋裏に雷鳥がいるみたい。と教えてくれました。

慌てて、外に出ると、いました。

ん?
思っていたよりスリムだぞ。
しかも、ほんのちょっぴりだけど飛んだ。
やっぱり、雷鳥も鶏みたく少しなら飛べるんだと、
おおきな誤りを脳にインプットしていると、
先程の方が、本当の雷鳥親子を見つけて呼びに来てくれました。

小屋前のテント場を抜け、常念岳方面へ1分。

本物いましたー。

子供は3〜4羽くらい。
親の回りをチョロチョロ。
親は、たまに首を伸ばし背伸びし、子供らの位置を確認しています。
雷鳥も見れてアルプス満喫度さらにアップ。

部屋に戻ると、反対側のお隣さんから、
天体情報を教えていただきました。
ナントカ流星群が天気しだいでは今晩見れるそうです。

残念ながら雲が出てきてしまいましたけど。。

こうやって、お隣さんと楽しい会話もあるなら、
小屋泊も良いなー。
無理してテント買わなくてもいいかなー。
と、思いながら眠りに落ちるのでした。


と、
締めくくりたいのだけれど、
【20:00】頃、
3区画くらい向うでは、話弾む女性方に、ご近所さんから、
「静かにしてくれたまえ」
と、いう御注意がなされていたのが耳に入りました。

ウーム。
やっぱりテントの方が気兼ねが少なくて良いのかしらん。
と、思い悩みながら眠りについたのでした。

つづく。


この日の歩いたルートは、コチラ
GPSの軌跡ですので必ずしも正確とはいえません。
その辺 踏まえて見て下さいネ。
(国土地理院発行の2万5千分の1地形図を利用)





テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(12件)

内 容 ニックネーム/日時
一時はどうなるかと思いましたが、北アルプスの絶景とお天気で爆発しなくて良かったですね。そして食事も小屋も良くてよかったですね。どこも同じだなとつくづく思いながら楽しく読ませていただきました。
えいじ
2007/08/26 08:53
楽しみに待ってました〜(*^。^*)
お天気も良くって、ほんと、良かったですね!
それにお二人のやりとりが・・・(笑)我が家もたまに気まずい空気で沈黙歩きはあるので。山ブログ見てると、あちこちで似たような話があるので「どこも一緒なんだ〜」とホッとしています。
そして、この時期の小屋でそんなに混んでないなら小屋もいいなァ〜と思ってしまいました。

リンク沢山貼ってもらって、ありがとうこざいます(*^。^*)
heppoco
URL
2007/08/26 09:54
夫婦ならではのやり取りに、私もどこにもあるのねとホッとしました。
山を歩いていくうちにすっかりそんなことも忘れてしまうのも山の良さかもしれません。
でも〜、気をつけないと、私たちは出発のときにちょっとしたいさかいで集中力が散漫し、道標を見落とし迷いそうになったことがありました(大汗)
やっぱり、気持ちよく歩くにこしたことはありませんね。
それにしても、ぼんいぢ隊は早い!!
私たちなんか、同じルートでも、1泊目は燕山荘でした。
あの急登を上り終え、到着する頃には息も絶え絶えでしたもの。
nobu
URL
2007/08/27 13:42
>えいじ様
ほんと、好天でよかったです。
相方の雷だけでも怖いのに、本物の雷にでもあったら大変でした。北アルプスって山なのに山小屋の食事の良さにはホント驚きました。

>heppoco様
えー。そうなんですか?
隊長と気まずい空気流れるんですか?
信じられない。
隊長ってボクとちがって、人間の器がかなり大きい様に見えるし。何か悪さをしでかしても笑って許してくれそうに見えるんですけど。
ちなみに、相方はボクよりもっとミクロマンです。
ぼんいぢ
2007/08/27 21:34
>nobu様
そうですよね。
槍に穂高を前にして、
ケーキセットのあるなしで揉めてるわが夫婦。
なんて、矮小なふたりなんでしょう。
途中ですれ違ったご夫婦は、
奥さんと子供は完全空身で、旦那さんが8・90gのザックを背負い、そのザックの上に奥さんの30gぐらいのザックをちょこんと乗せ、大汗かいて合戦尾根を登っていました。
そこまでは、無理ですが、
もうちょっとだけ内面も体力も逞しくなって、相方に反論の余地を与えない人間になりたいものです。
えっと、
じつは、今回は山小屋泊に山小屋メシに頼り切っていたので、日帰り並みの荷物ですんだんですよ。だから、合戦尾根も意外に早めに登れちゃいました。
ぼんいぢ
2007/08/27 21:38
このコース残雪期、序でに常念まで行って御覧なさい。
隊長さんキット涙を流して感激しますよ。
隊長さんあってのぼんいぢさんですから…
何事も意に逆らってはいけません。
輝ジィ〜ジ
URL
2007/09/03 19:51
訂正
隊長→会長さんでした。
輝ジィ〜ジ
2007/09/03 19:53
>輝ジィ〜ジ様
残雪期は、すごいんでしょうねー。
今回も雑誌とかの写真よりやっぱり自分の目で見ると圧巻でしたから、残雪期も自分の目で見るととてつもない物があるんでしょうね。いつか行ってみたいです。
 >何事も意に逆らってはいけません。
 御意のとおり。
ぼんいぢ
2007/09/04 08:56
タイム 早すぎだよ!
痩せるとこんなに違うかな〜?
去年の岩手山の時と全然違う!!

会長さんとのやり取りで、ドキドキ&ワクワクしながら・・、笑っちゃうね、面白い文章です。
でも これが夫婦の山行形態だから・・、
我が家はいつもこうですから(膨れるのは私ですが・・)。

この日燕山荘はもっと混んだと思います(未確認)、
布団2枚に3人だとまあ寝れますよね、
1枚に2人だともう嫌だ!
やっぱりテント泊は良いよ〜!
ソレッ テントだ!わっしょい!わっしょい!
トシちゃん
URL
2007/09/06 21:37
>トシちゃん様
小屋泊で、オール小屋御飯ですもん。日帰りよりザック軽かったかも。そんなザックだとサクサク歩けましたよ。
 sanaeさんとトシちゃんのやり取り以上の面白さは我家には残念ながらありませんデス。ぜひ、次回からのレポは包み隠さず素のやり取りで書いてくださいね。
 テント検討中なんですけど、先立つ物が・・・。
財布の紐がガッチリ結ばれていてちょっと解くのに時間が掛かりそうです。なんとか、トシちゃんのビッグバイクより早めに入手したいです。
ぼんいぢ
2007/09/08 00:00
去年同じコースを同じような天気のときに歩いたので、懐かしく拝見しましたー。うーん、やっぱり表銀座、すてきですねー
相方さん、大天井までがんばりましたね!
うちはダンナの方がすぐご機嫌斜めになってしまうので(わたしのせい?)、ぼんいぢさんの文章を自分のことのように読んでしまいました(^^;。
まゆ太
2007/09/10 06:13
>まゆ太 様
表銀座ってほんと素敵でした。
相方もお蔭様で不機嫌時間が短くて済みました。
山・特に遠征ではご機嫌斜めになられると困っちゃいますよねー。
ぼんいぢ
2007/09/10 20:59

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
【燕岳・大天井岳】2.表銀座はドキドキ(2007.8.13) 山歩き、大好き/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる