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zoom RSS 【大白森】黄金色の草原絨毯 (2006.11.3)

<<   作成日時 : 2006/11/12 22:09   >>

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そろそろ、今年も山は冬。
もしかしたら、
今シーズン最後になっちゃうかもしれないので、
締めくくりに相応しいであろう山をチョイス。
山塔花さんブログ記事を見てから、
行って見たい山になっていた大白森(1215.6m)に!

しかも、いつ行こうかと思っているうちに、
テントミータカさん先を越されちゃったので、
こりゃ、是が非でも行ってみなくちゃデス!

てな、わけで、

やって来たのは、登山口の乳頭温泉鶴の湯
コースは、鶴の湯ピストン。


【7:02】

駐車場横の鳥居をくぐって、スタート。
案内板が気になる方は、コチラ


茅葺の社殿の横を過ぎ、


枯葉びっしりの道をカサカサ鳴らして歩く。

【7:13】
車の通れる林道に出合う
ここの標識は紛らわしいので、要注意。
林道に出たら左へ。

数メートルで、右手に登山道。

ここからは、『金取り坂』と云われる急坂。
ガイドブックによっては、『肝取坂』とも。
どっちも読みは「きんとりざか」

ともあれ、その坂を

うりゃうりゃっと登りだします。

ちなみに、
今日の相方は気合が入ってます。
理由はナゾ。
「ガツガツ登る!」と、宣言。
「遅れるなっ!」
とか、言ってるし。

【7:47】
水場通過。

枯れてました。

まだまだ急坂は続いて。


笹藪の中から、やばそうな雰囲気。
二人とも鈴を、チリリンのジャラジャラ。


登っても、


登っても坂。

途中、笹が道を覆いそうになっている所もあって、
夜降りた霜が融けて、ズボンがビショビショ。


こんな霜柱も残ってました。

そんなこんなで、
めだつほど相方に遅れることなく。
急坂終了。

【8:17】

乳頭山への分岐通過。


道は多少アップダウン。

枯葉がビッシリで気づかないけど、
ドロ泥ゾーン多数。
それは、天然の落とし穴。
予期せず、ズブッと。 靴はドロッと。


なにやら、立派な木もあったりした。

登り始めは、どんよりしていた空だったけれど、
青空もどんどん広がってきて気分爽快。
そんな景色を見ながら歩いていくと、木道。


【8:45】
木道を、ずずずいと、進むと。

手前の小白森山頂


西側には、こんな湿原が広がってました。


小白森を過ぎると、木々の奥に目指す大白森。
写真では、わからないけど、
日に照らされ山頂の草原と思わしき所が、
キラキラ白く輝いて見えました。

さぁ、もう少しと気合入れなおし、

最後の直登を、うぉりゃと登っていると。

なにやら、
ちょっとだけ先を進んでいた相方がわめいています。
近づくと。

うさピョン。
木の根に、挟まってしまってます。

以下は、
自然の食物連鎖ってキビシィー的な画像や文章アリ。
(それでもOKって方は、ドラックとかすると読めます)

------ ココから白字 ------

木の根に挟まっていた うさピョンは…。
……頭、だけ。

画像が見たいという方は、→   ←矢印の間をクリック。

最初 相方は、
「尻隠して頭隠さずという奇妙な兎を見つけた。」
と、思ったそうだ。
気づかれ逃げられぬよう、そっと近づいてよく見ると。
どう見ても胴がない。
腰が抜けそうな程驚いたらしい。

断面が気になったのだけれど、
触る勇気がなくそのまま通過。
マタギか? 熊か? はたまた UMAか?
いろいろ推理。
何かの拍子に木の根に頭が挟まり、
そのまま、身動き出来なくなり、もがいているところを
他の動物が胴体をガブッと?

ちなみに
下山時は、おらく他の登山者の手で、切断面が上に。
血はついていなくピンク色で、真ん中に白い骨が見えた。
刃物で切ったのか、食いちぎったものなのか、
そのような切り口を、今まで見た経験がないので、
結局、真相は分からずじまい。


------ ココまで白字 ------


坂を登りきると、

ドドーンと草原。 ・・・・広い。

【9:20】
ズンズン木道を進むと、

草原のド真ん中に山頂の標識。
ホントの山頂三角点は、もうちょい西らしい。
ただ、湿原を踏み荒らしてはいけないので、進入禁止。

山頂から360度  ↓クリックで拡大
クリックで拡大
なんとも、不思議な光景です。

山塔花さんに作っていただいた
360度展望写真の湿原が広く感じるバージョンあります。それは、コチラ

山頂が、だだっ広いので、
地続きで隣の山へ繋がっているように見えないんです。
大白森の山頂草原だけ、ポッカリ空に浮かんでるよう。
まるで、『大きい大きい 空飛ぶ絨毯』

高い山の無い 北の八幡平から南の秋田駒ヶ岳までの
西側180度は、青空のみ。
それは、『草原の地平線』

東側は、
北の八幡平から東の岩手山への裏岩手縦走路。
畚岳や源太森に源太ヶ岳、小畚に三ッ石山と、
まるっと、お見通し。
 そして、岩手山から南へ目を移すと、
三ッ石山から裏岩手縦走路から分岐して、
一度、滝ノ上温泉に降りるものの、マムシ坂を登り返し、
小乳頭から乳頭山、笊森山、熊見平、湯森山そして、
秋田駒ヶ岳へと続く縦走路も、
ぐるんとお見通しで、ござった。


その山頂で、のんびり休憩。
人の気配はまったく無いし、すれ違った登山者もゼロ。
ひと山独占気分満喫。


休憩中、頭に浮かんだメロディーは、
ジプリの「風の谷のナウシカ」より
『ランランララ、ランランラン。ランランラララァ〜』
って、曲。
目の見えない御婆さんが、
「その者、青き衣をウンヌン」って台詞を言うあたりのBGM。

さて、
そんなボクの頭に浮かんだメロディーは置いといて、


【10:03】
休憩後。
ガイドブックでは、この山頂で折り返しとなっているけど、

そのまま、北進。


池塘と岩手山のナイスアングルポイントも。

そんな、
気分爽快の木道歩きを擬似体験したい方は、
こちらの動画をドーゾ

広い高層湿原も下り気味になり、北端に近づく。

点々とある低樹木の植生が、草原に浮かぶ浮島のよう。

湿原も終わり、

木道は切れ、道は下りに。


【10:27】
今回の真の目的地。

大白森山荘に到着。

なぜ、目的地だったかというと、

水場があったから。

すっかり、枯れてしまっていたけれど、
水の有る無しは今回関係ない。

水場は、今は流れはまったく無いけれど沢にあったので、
下流の方も目を凝らして見てみたが、
ブツは発見できなかった。
ここは、岩手秋田の県境とはいえ、
秋田風情が漂っているからなのか?
それとも、あったけれど、流されてしまったか?
なんにしても、今は無い。

んで、避難小屋の中。

一階は土間。

ここでも、もしやと思いブツを捜したが、
あったのは、アルミ柄杓。

靴を脱ぎ二階に上がってみると、

置き本や、小屋ノート発見。

ノートは書き込みビッシリで、
裏表紙まで埋め尽くされていた。
直近の書き込みは、
山荘から北進1時間ちょっとの大沢森近辺登山道で、
熊と遭遇というものだった。
こわっ!

んで、
そのひとつ前の書き込みは、
ふふふ・・・。
テントミータカさんの書き込みでした。
読。
のち、ボクもノートに書き込み。


【10:43】

避難小屋出発。折り返す。

大白森山頂の湿原に戻り、振り返る。

北西方向、さっきは気がつかなかった森吉山が、うっすら。


【11:14】

大白森山頂通過。

山頂付近で、今日初めて3組の登山者とすれ違う。


【11:43】

小白森山頂通過。


【11:58】

乳頭山分岐通過。

金取り坂を、

スッタカターと降下。
転ばない程度に急ぎます。
だって、鶴の湯の日帰り入浴は15:00まで。

途中、外国の方のグループとすれ違う。
荷物は4人でペットボトル1本。大丈夫?
「こんにちわぁ」と声をかけると、
息は絶え絶えだけど、満面の笑み。安心。
けれど、一人は半ズボン。膝は泥付スリムキ跡アリ。

進行方向遠方には、

おそらく田沢湖だと思うんだけど、
ちょっぴりだけ湖面が見えました。


【12:45】

林道出合通過。


ここまで来れば、入浴時間も大丈夫。


社殿の横を通って、


【12:51】

下山完了。


鶴の湯は秘湯の代名詞といって過言でないと思う。
朝も、昔ながらの湯治場っていう雰囲気満点!
だった・・・。
でも、下山後は、ガラガラだった駐車場は満車。

車に荷物を置いて、温泉へ。

すると、
全国の秘湯好きが集まってるようで、
湯治客というか観光客が、わんさか。
大型バスも登場。
秘湯なんだけど秘じゃないよって感じ。
人口密度高し。

ボクは、ひとまず中ノ湯へ。
脱衣所は、パンツを下ろす時に突き出ちゃうおケツで、
隣人とお尻あいになれそうなほどの混みよう。
シャワーや蛇口のある洗い場というものは無いので、
湯船から桶で湯を汲み体を洗う。
っていうか、ボク以外だれも体を洗っていません。
混み混みで悠長に体を洗いたいっていう気分になれない。
ってところがホントだと思う。
中ノ湯の湯船は、4人ほどで満員。
なもんで、
一人当たりのスペースが一番広そうな混浴露天風呂へ。
混浴といっても、おじ様たちが占領。
「これじゃ混浴じゃねぇーよ」とのボヤキも、チラホラ。

露天風呂の底は砂利で、所々で泡だっているのを見ると、
底からも湯が湧いているのかもしれない。
湯冷めしないよう ゆっくり浸かってあがると、
すでに、相方はあがっていて、
「湯冷めするわっ!」と、えらい剣幕。
混んでいて、ゆっくりする気分じゃなかったそうだ。

思うに、
鶴の湯は有名になりすぎて、
休日の日帰り入浴で訪れるのには、不向きになったみたい。
泊まって、日帰り客のいなくなった15:00以降が、
秘湯を満喫出来るのかもしれない。

売店で乳頭山のバッチを入手。帰路につく。

途中、登山道じゃないけど、

水場があったので、拝見。

残念。

んでオマケ。

車窓からの秋田駒ヶ岳(左)






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コメント(11件)

内 容 ニックネーム/日時
大白森山頂の眺め!!!素晴らしいですね。ここだけの不思議な空気が流れていますよね。私の時は岩手山が隠れていたような・・・。
小屋前の丸裸のブナ・・・、もう、秋も終わりの様子。
たぶん、解読不可能な文字をノートに残した記憶が蘇りました(笑。
今度、この小屋に寄る時、ノートとトイレ掃除タワシを寄贈しに行きます、私。
テントミータカ
2006/11/13 11:50
うさぴょん・・・いろいろな体験されますね(@.@;
ナウシカのメロディが出てくる雰囲気わかります〜♪
平原の動画、とっても気持ち良さそう。
こういうラクチンそうな?山行いいですね。
静かな雰囲気がとっても気に入りました。
その割りに混み混みの秘湯はなんじゃ〜って感じですが(^-^;
結局アレは無かったのですか?
sanae
2006/11/13 14:13
やっぱり「大白森」でしたか。

天気、そして山頂独り占めと、よかったですネ!

山頂での360度の写真 - 最初見た時、Vサインのような木道に驚いてしまいました。会長さんが左端にくるように結合すると、もっと山頂の広さが感じられるのではないかという気がします。アッ!け、け、決して会長さんが邪魔という意味ではありません。こうすると、拡大した時もスクロール無しでも会長さんの姿が・・・。

それにしても10年の差は大きいですね。かつては木道はなかったし、鶴ノ湯もこんなに混んでいなかった。山も温泉も「のんびり浸る」のが一番ですよネ!
山塔花
2006/11/13 21:33
乳頭温泉、2年前位に行ったので懐かしいです。
その頃から秘湯ブームで混んでましたよ。
私たちはもっと奥の「大釜温泉」に泊まりました。
2月か3月頃行った(と記憶しています)ときは
積雪がすごくて、東北の温泉に来た感じが
ビシビシと伝わってきました。
今度来るときは、もちろん山行とセットですね。
それにしても、ウサぴょん、
ちょっとショッキングですね・・・。
nobu
2006/11/14 13:28
>テントミータカ様
ホントここからの眺めって個性的ですよねー。
山頂から今まで登ったことのある山が
いっぱい見ることもできてシアワセでした。
最近まで大白森を知らなかったものですから、
他の山から大白森を意識して見ていなかったのが
悔やまれます。
こんな大きな湿原はどう見えたのでしょう。
また、楽しみな宿題ができました。

>sanae様
山頂の木道はラクチンでしたけど、
たどり着くまでの金取り坂は結構こたえましたよ。
それに、笹薮から熊がでるんじゃないかと
おっかなびっくりでした。
そして、柄杓は今回のルートには無かったです。
狙って行くと無くて、狙ってない時にみつかるものなのかもしれません。
ぼんいぢ
2006/11/14 20:57
>山塔花様
はい。大白森でした。
お蔭様で、ホントに楽しい楽しい山行になりました。
あの山の独特さが大好きになってしまいました。
有難うございました。
あと、
不器用なんで写真の継ぎはぎが下手ですいません。
他の方のパノラマ合成とかみると、つなぎ目がわからないほど自然なものもあって、どうやってるんだろう?と不思議なんですよねー。
写真の並べ方、次の参考にしてみます。

>nobu様
2月3月の秋田の雪はすごかったでしょうねー。
さぞ幻想的だったのでは?
ボクも、大釜温泉は、以前冬ではないですけど日帰りで入浴したことがあります。熱くて熱くてつかるのに大変でしたけど、そのときは、浴場独り占めだったもので大満足でした。
また、東北にきてくださいね。
ぼんいぢ
2006/11/14 20:57
良い眺めですね〜広い広い!
そして、ツギハギパノラマ、良いですね〜
ぼんいぢさんのハイセンスが分かります(*^。^*)
上手く繫がってるし。
日帰りでこの展望、こっちではなかなか無いですよ〜
やっぱりいいですね〜
heppoco
URL
2006/11/15 21:21
>heppoco様
この大白森は、超個性的なんですよー。
山頂なのに山頂にいる感じがしない山で、
見下ろす絶景はないけれど、見渡す絶景がありました。実際に行ってみてわかるスンゴサがありました。
たぶん、大白森の魅力を1割も伝えられてないような気がします。近くだったら是非ってお誘いするんだけど、ボクのブログでご辛抱下さいませ。
ぼんいぢ
2006/11/17 21:00
風の谷のナウシカにつられてコメントしちゃいます。
草紅葉見ると、わたしも思わず鼻歌しちゃいます。
ここの草紅葉もすてきですね。山の上にひょっこち、苗場山みたいな感じでしょうか?大白森、行きたい山リストに追加です!
まゆ太
URL
2006/11/21 17:10
東北の山は、独特の雰囲気が有り、安らぎを覚えます。
おまけに殆ど↑さんも大好きな名湯付き。堪えられませんねぇ〜
ジィ〜ジは、平日だから何とか乳頭温泉も堪能できるのでは、と思っています。
来年は仲間の山いろいろ℃≠ノ案内してもらう積り。
お二方にもお目にかかりたいし…ブツ探し協力したいしネ!!
輝ジィ〜ジ
URL
2006/11/22 18:32
>まゆ太様
草紅葉って何かしら心の琴線に触れますよねー。
季節が冬へ向かうせいかどこか物寂しげな感慨に浸ったりとか、逆に、お天気に恵まれ暖かったりすると、秋なのに、ウキウキ気分になったり。
苗場山って行った事が無いので、気になります。

>輝ジィ〜ジ様
平日だったら、乳頭温泉も鄙びた秘湯の旅情が堪能出来るかもしれませんね。
山いろいろさんとの山行、何度か読みました。
楽しそうな山行してらっしゃいますよねー。
赤おにさんとの掛け合いとかも大好きです。
ボク達は雪山は行かないので、
それこそ、鬼に笑われそうですが、気持ちはすでに来シーズンに向かってますよ。
ぼんいぢ
2006/11/24 09:34

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【大白森】黄金色の草原絨毯 (2006.11.3) 山歩き、大好き/BIGLOBEウェブリブログ
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